腕を治さず腱鞘炎を治す?!
音声で聞きたい方はこちらから。
「最近腱鞘炎になったみたいで近くの接骨院に通っているんです」
と言われました。
「その接骨院ではどんな治療をしているんですか?」
「腕に電気をかけたり、腕をマッサージしたり、超音波をかけたりします」
「その後はどうですか?」
「家に帰ったらしばらく疼く感じに痛みが増します」
との事でした。
腱鞘炎とは読んで字の如く「腱の炎症」です。
正確には腱を包んでいる鞘の炎症です。
炎症とは腱や筋に傷がついて、見えないレベルで血が出ていたり、それが元になって熱が出ている状態です。
炎症していたらあなたはどうしますか?
例えば足首を捻挫して、関節が腫れてズキズキとしていたらどうしますか?
もちろん安静にしますよね?
腫れてズキズキしているのに、電気をかけたり、マッサージをしたり、超音波をかけますか?
無論しませんよね。
では、何故腱鞘炎にはそれをするのでしょうか?
それは多くの腱鞘炎が腫れてもいなければ、熱が出ているわけではないからです。
腱鞘炎が出る親指は腫れにくく、熱も出にくい部分なのです。
だからほとんどの人がわからないのです。
でも、名前からして「炎症」なのに、何故気がつかないのか私には不思議でなりません。
この方には
「治療後に毎回痛くて疼くようならやめた方が良いですよ」
とお伝えして私の治療を受けるように勧めました。
そうなんです。
私は腱鞘炎の治療も得意なのです!
とは言っても、いつも通り背骨を矯正するだけです。
腱鞘炎と背骨が何の関係があるの??
とほとんどの人は思うでしょう。
治療家ですらそう思うでしょう。
お医者さんですらそう思うはずです。
10年前の私もそう思っていたので、腕のマッサージをひたすらしていました。
今では全くしていません。
腕の神経は背骨から出ています。
背骨を真っ直ぐにする事で、良く動かせるようになるし、寝ている間に少しづつ腱鞘炎の傷口が塞がって治ってくるのです。
それを数日繰り返す事で、腱鞘炎はいつのまにか痛くなくなるのです。
しかし、ここでとても大切な注意事項があります。
それは
痛くないように使う
事です。
多くの場合、次のような事をするときに腱鞘炎は痛みます。
- 布巾を絞るとき
- 硬いものを包丁で切るとき
- 洗濯バサミを握ったとき
- ものを摘んだとき
などなど。
これらの動作をしたときに「痛い!」となった瞬間、腱鞘炎の傷口が広がって悪化しているのです。
腱鞘炎がなかなか治らない理由はこの悪化要因を減らしていないからです。
- 布巾は絞らないで上から体重をかけて脱水する
- 硬いもの、例えばカボチャなどはレンジで柔らかくしてから切る
- 洗濯バサミは痛い方で握らない、もしくは小指と薬指を使う
- ものは摘まないで救い上げるようにする
などなど。
とにかく痛くないように使うことが大切です。
背骨を真っ直ぐにして治る力を最大限にして、痛くないようにすれば1週間後は
「だいぶ良くなりました」
と言えることでしょう。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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