不眠と冷えが同居するその理由とは?
音声で聞きたい方はこちらから。
不眠の人に
「足の冷えもあるんですけどそれって何か関係あるのですか?」
と聞かれました。
足の冷えと不眠の関係性は果たして、あるのでしょうか?
不眠と冷えが同居するその理由とは?
不眠の人の多くは手足が、特に足が冷えています。
それは不眠と関係があるのでしょうか?
それは
とても関係があります。
何故関係があるのかと言うと、それには不眠の成り立ちを知らなければいけません。
不眠の成り立ちについて
通常、いきなり不眠にはなりません。
その他色々な症状が出てから不眠にいきつきます。
以下不眠の成り立ちです。
- 姿勢が悪くて背骨が歪む
- 背骨の中には重要器官である脊髄神経があります。あまり歪むと脊髄神経が悪くなると困るので、脳の指令で周りの筋肉で固めます。
- その筋肉の強張りを肩で認識したら肩こり、腰で認識したら腰痛と皆さんは読んでいます。
- 脊髄神経の中には内臓の自律神経が通っています。その曲がったままの状態ですしばらく過ごすと胃腸の具合が悪くなります。
- 内臓が悪い状態だと内臓自体を治すために血流を使うので末端である手足に血流を多く渡せなくなります。
- その結果手足は冷え性になります。
- 特に腸はを第二の脳」と言われるくらい脳と直結しています。腸が緊張して張っていると、その結果脳も緊張してしまいます。
- その結果睡眠に影響が出て不眠になります。
長い道のりでした(笑)が以上が不眠の成り立ちでした。
これが冷えと不眠が同居する理由になります。
同じ理由で同時進行するのです。
どちらも「内臓特に腸の具合が悪いために」に起こっているのです。
では、腸の具合を改善すれば同時進行で良くなるのでしょうか?
はい。
良くなります。
でもちょっと待ってください。
腸が悪くなるそもそもの原因は何でしょうか?
それは「姿勢が悪くて背骨が歪む」事です。
そもそもの姿勢が悪くなければ冷え性や不眠にはならないと言う事なのです。
不眠まで辿り着く方の多くはあまり姿勢が良くありません。
話している時も背中を丸めています。
問診票を記入している時も真下を向いています。
悪い姿勢が板について毎日この姿勢なんだなと言うのが容易に想像出来ます。
冷え性や不眠で悩んでいる方は今すぐに姿勢を正してください。
そうすることで今日よりも明日の方が少しだけ寝やすくなります。
明日より明後日の方が少しだけ寝やすくなります。
そして1ヶ月、2ヶ月経った時「なんか寝やすくなってきたし手足の冷えもマシになってきた感じがする」と言える状態になります。
背骨の矯正と良い姿勢のキープは最速で不眠と冷え性を改善します。