起立性低血圧の対処法、3つの間違い
起立性低血圧の対処方法は何でしょう?
起立性低血圧はなかなか正解が分かりにくい疾患です。
なので、このブログでは間違った対処法を先に述べていきたいと思います。
起立性低血圧の対処法、3つの間違い
その①無理やりに起こす
起立性低血圧は朝起きられない疾患です。
その事によって学校に行かなくなり、授業に参加できなくなったり、学校の行事に参加できなくなったりします。
親御さんはそれが可哀想に感じています。
だから、無理にでも起こして起きる時間を早めて、それに慣れてくれないかと期待しています。
しかし、残念ながらその方法では慣れる前にもっと体調が悪くなってしまいます。
起立性低血圧の対処法、3つの間違い
その②遅い時間に寝る
起立性低血圧のお子さんが起きる時間はお昼過ぎが多いです。
すると多くのお子さんが、いつも眠る時間になっても眠くありません。
すると、ベットに入っても1時間維持眠る事が出来ないので暇になります。
そこで暇つぶしにスマホやゲームをベットに持ち込むお子さんもいます。
それをやると暇が潰れて夜中起きている間が楽しくなってきます。
すると眠る時間がどんどん遅くなってその結果、起きる時間がますます遅くなるのです。
スマホやゲームをベットに持ち込ませないように管理してあげて下さい。
これはお子さんのためです。
起立性低血圧の対処法、3つの間違い
その③学校に行かせる
子供は学校に行くのが仕事と昔は言われていました。
「義務」教育とも言われています。
しかし、必ずしも学校に行く事が必要とは私は考えていません。
まあ、世の中の流れも最近はそうですよね。
治療をして朝起きられるようになっても、学校に行かない子もいます。
何か理由があるんですね。
そこは私は専門ではないので聞きません。
もしかしたら、起立性低血圧も思春期のホルモンバランス以外に何か理由があって発症したのかもしれません。
学校に行かないのなら行かないでいいと思います。
起立性低血圧の正しい治し方
その①元気にする
起立性低血圧は朝が起きられない疾患ですが、これは朝の体調が良くないからです。
中には、お昼過ぎに起きてもしばらくたいちが悪い子もいます。
まずはは第一の目標を「元気になる」としましょう。
どうすれば元気になるのでしょうか?
それは
自律神経を整える
事です。
自律神経が整うと寝たら次の日少し治っています。
その状態を毎日繰り返せばやがて、元気になります。
自律神経は背骨の中にあります。
背骨を整えてその後、良い姿勢をキープすれば最短で元気になります。
起立性低血圧の正しい治し方
その②起きる時間を無理なく早める
無理やり起こすのは間違いと前述しました。
無理なく起こしていきます。
この方法は「元気になった」事が大前提です。
例えばいつも12時に起きているお子さんなら、元気が出て無理なさそうなら11時、それに慣れてきたら10時45分と言った具合で少しずつ、無理なく早めていくのが良いでしょう。