腰痛と食欲不振の関係性とは?
腰の強い痛みを主訴としていてその他に食欲不振や鬱症状を訴える方が来院されました。
腰痛は買い物がやっと出来るかどうかで、帰ると寝込むほどだそうです。
食欲はほとんどなくここ2年間で4キロほど体重が落ちたそうです。
話を伺うと腰痛と食欲不振の関係性が見えて来ました。
腰痛と食欲不振の関係性とは?
腰痛はここ3ヶ月ほどで強くなったそうです。
食欲不振は2年前なので食欲不振のほうが先です。
腰痛の原因は色々ありますが、その一番大きな理由として「姿勢の悪さ」が挙げられます。
【腰痛の原理】
- 姿勢が悪くなる。
- 背骨が歪む。
- 背骨の中には大切な器官である脊髄神経があるのであまり大きく歪んでしまうと重大な支障が出るので周りの筋肉で固める。
- その固まり、強張りを腰で意識したらそれを腰痛と呼ぶ。
- 固まったまま、歪んだまま前に屈んだり立ったり座ったりしているとさらに組織が傷つくので腰痛が強くなる。
と言った具合です。
この方の場合、食欲不振によって体重が4キロ減少したと言うことは、背骨を支える筋肉も減少した事になります。
そうすると背骨を支える力が衰えて、キチンと座る事が困難な状態になります。
そして腰痛の成り立ちの説明通りに腰痛になるのです。
腰痛と食欲不振を一気に改善する方法
腰痛を改善するためには食欲不振を改善して体重をもとに戻して、体力を回復する必要があります。
ただ、体重がもとに戻ってもとの体力に戻るのには時間がかかります。
この方が今一番困っているのは強い腰痛なのです。
でも食欲不振と腰痛を一緒に改善する方法が有れば良くありませんか?
その方法とは
背骨の改善
です。
【食欲不振の成り立ち】
- 姿勢が悪くなる。
- 背骨が歪む。
- 背骨の中には大切な器官である脊髄神経があるのであまり大きく歪んでしまうと重大な支障が出るので周りの筋肉で固める。
- 長い間胃の自律神経が出ている背骨が歪んでいると食欲不振などの症状が出る。
どうですか?
1.2.3までは同じです。
と言うことは食欲不振と腰痛の原因は同じ「姿勢が悪くて背骨が歪んでいる」事なのです。
まずは背骨の矯正を受けましょう。
そして、そもそもの歪む理由が姿勢の悪さにあるので良い姿勢をキープしましょう。
矯正すると良い姿勢がとりやすくなります。
ただ、体力が矯正によって増すわけではないので最初は良い姿勢をとることがキツイです。
最初のうちは加減をしながら、でも毎日頑張ってください。
良い姿勢の時間が増えるにつれてツライ腰痛の時間が少なくなります。