変形性膝関節症は背骨の治療で改善するのか?
変形性膝関節症は背骨の治療で改善するのでしょうか?
答えは
改善する
です。
変形性膝関節症の主な治療法は整形外科での手術や整骨院でのマッサージ、整体院での膝の矯正などです。
そのほとんどは【膝】に対して行われるものです。
しかし当院では背骨の治療のみを行なっています。
それで何故改善するのでしょうか?
変形性膝関節症が背骨の治療で改善する理由
【膝の神経は背骨から】
膝の神経は骨盤や腰から出ています。
膝を動かすのは筋肉ですが、その筋肉を動かしているのは神経なのです。
背骨の治療はその膝の神経を正常な状態にするので膝の力が出てか膝の関節の状態を改善していきます。
でも「膝関節の捩れを治さないと膝関節症は改善しないのでは?」と思うかもしれません。
確かに膝関節症は膝の捻れから来ているものです。
その状態が長年続いたために関節が変形してしまったものをそう呼んでいます。
なら膝自体を治さなくてはならないのでは?
先程膝の神経は骨盤や腰から来ていると述べました。
そして動かす神経だけではなく治す神経(自律神経)も骨盤や腰から来ているのです。
例え膝の捻れをとってあげても骨盤や背骨を治しておかなければいずれ捻れは元通りの悪い状態に戻ってしまいます。
上手な膝の矯正を受けたならもしかしたら1週間くらい楽かもしれませんがいずれ元の状態に戻り痛みに悩まされることになります。
それが早いか遅いかの違いなだけなのです。
膝を大元から治せば痛みがぶり返すことはほとんどありません。
変形性膝関節症の大元の治療、それが背骨の治療なのです。
是非背骨の矯正を受けて下さい。
背骨の歪みの大元とは?
膝の大元は腰を含む背骨と骨盤と述べましたが、それでは背骨が歪む理由とは何でしょうか?
それは
日常の姿勢が悪いから
です。
姿勢が悪いから背骨が歪んで膝が治りにくくなっているのです。
姿勢を良くして下さい。
姿勢を良く座っていると
「立つ時痛くないね」
など良い効果がすぐにでます。
変形性膝関節症は完全に治るのか?
実は
「なんとも言えません」
なんです。
痛みは無くなって日常的にはとても楽になります。
でも変形した膝が治っているかどうかはレントゲンをとらないとわかりません。
痛く無くなっていても膝の変形は治っていないかもしれません。
多くの人には「?」でしょう。
じつはあまり知られていないですが痛み=変形ではないのです。
ほとんどの人が「痛いけどレントゲンは異常なかった」もしくは「痛くないけど変形していると言われた」なのです。
でも来院された方には
「変形はそのままかもしれませんが痛みはとれて過ごしやすくなりますけどそれでも良いですか?」
と聞くと
「もちろんそれで良いです」
と答えるのでそれで良いと私は思っています。