起立性低血圧の治療結果
1週間前に初診で来た起立性低血圧の中学生の2回目ででしたが、日頃の頭痛や肩こりは無くなったとの事でした。
まだまだ朝から快調と言うわけにはいきませんでしたが短期間で結果は出ています。
ちなみに初診の時の点数は60点で今日は80点でした。
これは背骨の状態に対して採点しているものなので、実際の本人の症状とは関係がありません。
しかし、この得点と実際の症状はかなりなところ関係性があって比例しているのです。
この得点は何かというと
背骨の状態
を採点した結果です。
という事は、背骨の状態が良くて高得点だと本人の症状も良い事が多いという事です。
まあ、起立性低血圧は少しばかり時間がかかる症状なのでこの背骨が整った高得点の背骨の状態をしばらく継続しなければなりません。
来院されるほとんどの方が「中身」の変化を望んでいます。
具体的にいうと「骨格が整う」事ではなく「頭痛がなくなる」や「胃腸が良くなる」や「自律神経が整う」などです。
当たり前と言えば当たり前ですよね。
でもほとんどの「中身」はなかなか変化がしにくいのです。
頭痛をターゲットにしていると結局薬に頼らざるを得ずなかなか変化が起きません。
胃腸も同じです。
自律神経を整えようと呼吸法など色々しても効果は今ひとつです。
それらが意味がない事はありませんがかなり遠回りをしている感じです。
「中身」をターゲットにしていると自分ではコントロール出来ないのでなかなか変化しにくいのです。
しかし「骨格」は自分でコントロール出来ます。
外側である骨格を自分の意思でコントロールして良好な状態にすると内側である胃腸や自律神経もそれに伴って徐々に変化していきます。
この中学生のお子さんも今はまだ朝が起きられないですが、良好な骨格をキープする事によって、毎日「中身」が少しずつ変化していきます。
2週間か1か月か、望む変化がどのくらいで起きるかは私には分かりませんが必ず何かしらの変化は起こります。
大切なのはコントロール出来ないものは手放して、コントロールできる事に集中する事です。
骨格を良好な状態にする方法
まずは背骨の矯正を受ける事です。
そしてその良好な状態をキープするために姿勢を正す事です。
正しい姿勢をキープするだけでも効果的ですが、背骨の矯正を受けてからの方が断然効果的です。
この子のお母さんが付き添いで来ていたので正しい姿勢のキープの方法を同時に教えたのですが、この子よりも結果は出ていませんでした。
背骨の矯正と正しい姿勢のキープをセットで実践することをオススメします。