「五十肩は1年かかる」の嘘
五十肩はとても治るのに時間がかかります。
ネットで検索しても一年かかったと言う書き込みもあるし、友人も整形外科に一年以上通っていると言う人もいます。
これって、、、
事実ではありません。
少なくとも当院では本当の事ではありません。
五十肩だからと言って治るのに一年もかからないです。
だいたい三ヶ月、早くて一ヶ月で結果はでます。
「でも友達がもう病院に一年以上かかっているけどまだ痛いみたいよ」
と言われたこともあります。
実際、ほとんどの人の五十肩が一年以上かかっています。
その理由は
してはいけないこと
をやっているからなのです。
してはいけないことをやらないようにして、きちんと治療をしていけば最速で五十肩は治ります。
ではしてはいけないこととは何でしょうか?
五十肩でしてはいけないこと
その①リハビリ
え!!!???
何言ってるの???
と言われそうですね。
五十肩の治療と言えばリハビリが主流ですね。
そのリハビリをやらずしてどうやって五十肩を治すと言うのか?
実はこのリハビリが五十肩を悪化させて治りを長引かせている元凶と言ったら驚きじゃないですか?
五十肩は中は見えませんが筋肉のスジに小さな傷が無数に付いている状態です。
動かすと痛いと言うことは、動かした時にこの傷口が広がる為に痛みが出ているのです。
見えるところに傷が有ればそこを動かさないように大事にしますよね?
その方が早く傷口も塞がります。
五十肩の見えない傷も毎日動かし続けると傷がその都度広がってなかなか塞がらないのです。
そしてなかなか治らないのです。
五十肩でしてはいけないこと
その②「動かさないと固まる」を手放す
病院でのリハビリもそうですが、家でも積極的に動かしている人が多いです。
それは「動かさないと固まる」と言う恐怖感から来ているのです。
確かにネットでも病院でも、色々な人からもこのセリフは聞かされます。
もはや洗脳レベルです。
確かに動かさないと固まって動ける範囲が少なくなるのも事実です。
しかし、痛いうちに動かす必要はありません。
痛いのに動かしていると治る期間が伸びてかえって動かせる範囲が狭まる結果になります。
五十肩でしてはいけないこと
その③痛くない方から着て痛くない方から脱ぐ
逆に書いたのでこんがらがりますが要は
痛い方から着て痛くない方から脱ぐ
様にして下さい。
五十肩の基本的注意事項ですが、これが意外とできていない方が多いのです。
私が何回も口を酸っぱく言っても、目の前で痛い方から脱いで「痛たたたたた!」と言っている方もいます。
脱ぎ着は最低でも1日に一回づつはありますからそのたびに「痛たたたた!」をしていると脱ぎ着の度に悪化させている事になります。
五十肩の治療法
リハビリをしたい気持ちをグッと堪えて痛いことを一切やらないで下さい。
そうする事で傷んだ傷口が毎日少しづつ塞がります。
積極的な治療法としては背骨の矯正が一番有効です。
治すのは脳からの指令です。
その指令は神経を介して伝わります。
背骨の矯正は背骨を真っ直ぐで正常な状態にするので肩の自然治癒力が最大限に高まります。
ではリハビリは全く必要ないのでしょうか?
リハビリは五十肩が治ってから行ってください。
「もう痛みはほとんどない」
「楽になりました」
「でもここまでしか上がらないんです」
この時に肩の可動域を上げるリハビリをするのです。
一般的なリハビリはあまりにも時期尚早なのです。