逆流性食道炎その本当の原因
逆流性性食道炎と診断を受けた方は
「胃と食道のつなぎ目がただれてます」
と病院で言われます。
「先生、なんでただれてるんですか?」
「胃酸が逆流しているからですよ」
なるほどと納得して帰りますか?
私ならこう聞きます。
「先生、なんで逆流するのですか?」
もしかしたら胃酸が多いとか胃と食道のつなぎ目の筋肉が弱くなっているとか言われるかもしれません。
「なんで胃酸が多くなっているのですか?」
「なんで筋肉が弱くなっているんですか?」
いい加減怒られそうですよね笑。
胃酸が多いから胃酸の分泌を抑える薬とか炎症を抑える薬とかが出ます。
でもその薬もあまり効果がない方もいます。
これは根本に効かせる薬ではないからだと思います。
炎症を抑える薬は私的には肩こりに貼る湿布とあまり変わらないような気がします。
「貼らないよりは良いかな〜」
的な。
治療を受けてもなかなか治らないのはその治療が根本的な治療ではないからです。
逆流性食道炎だって根本を治す治療ならちゃんと治るはずです。
逆流性食道炎その本当の原因
その①姿勢
アメリカの病院では逆流性食道炎と診断されると薬は出なくて、姿勢指導を受けて返されると言うのを聞いたことがあります。
極端な例かもしれませんが、他の国では日本ほど簡単に薬は出さないのであり得る話だと思います。
そのくらい姿勢と逆流性食道炎は関係性が深いと言うことです。
胃と食道のつなぎ目はみぞおちの辺りで横隔膜を通ります。
背中が丸く、姿勢が悪いとそのつなぎ目がみぞおちよりも上に押し出される形になります。
その状態が長く続くと逆流性食道炎になる可能性が高くなります。
逆流性食道炎その本当の原因
その②薬
長期にわたり薬を服用している方にも逆流性食道炎はみられます。
頭痛薬やその他の薬で強めのものを長期間服用すると胃の機能が低下します。
その結果、胃と食道のつなぎ目の筋肉の機能が低下して逆流する可能性が高くなります。
逆流性食道炎の本当の改善方法
その①姿勢の改善
前述しましたが、アメリカの病院では薬は出なくて姿勢指導のみ処方されるように、姿勢を良くすると逆流性食道炎は改善します。
これはみぞおちを開けて胃の居住スペースを開けてあげることになります。
胃だって狭いところに押し込まれるよりは、広いところで生活してた方が快適ですから。
逆流性食道炎の本当の改善方法
その②薬をやめる
これはやめようと思ってやめられるわけではありません。
でも、強めの薬を常用しているのは体にとっても大きな負担ですからなるべくなら薬を飲まないでも良いような体になった方が良くないですか?
頭痛薬を飲んでいるなら頭痛薬を飲まないでも良い体になる、、、
それは体調を上げることで可能になります。
良い矯正を受けた、上記の良い姿勢を継続していけば体調は上がり、いずれ薬のいらない体になります。