動悸と不安感の関係とは?
当院は自律神経失調症専門で治療をしていますから、不安症の方も来院されます。
診療内科で薬を処方されて継続して服用してもなかなか良くならない方
薬に頼らないで治したい方
と言う方が来院されます。
この不安症の方にある事を質問すると十中八九「あります」と答えることがあります。
何かというと
「動悸はありませんか?」
逆に動悸が主症状で来院された方に
「不安感はありませんか?」
と聞くとかなりの確率で
「あります」
と答えます。
この症状が両立しているのは何故なのでしょうか?
その答えは
『心臓の自律神経の弱化』
にあります。
動悸が心臓の自律神経の弱化からくるのは想像しやすいと思います。
でも、不安感が心臓から?
精神的なものでは?
と考える方も多いかと思います。
もちろん明らかな問題を抱えている方の明確な不安はそこから来ています。
でも毎日、漠然とした不安感に悩まさせているかたは心臓由来と私は考えます。
心臓の自律神経が弱化していると言うことは心臓自体が弱くなっている状態です。
心臓が悪くなっているのですから
「何となく不安だな、、、」
もっと詳細に言うと
「何か突然心臓が止まって死ぬんじゃないかな、、、」
って気分になります。
これは私の実体験なのですが(私も不安症でした)ほとんどの患者さんに一致した感想です。
では心臓の自律神経の弱化はどうして起こるのでしょうか?
それは背骨の歪みから起こります。
心臓の自律神経は背骨のなかを通ります。
背骨が歪むと心臓の自律神経は通りが悪くなり心臓の自律神経は弱くなります。
では背骨が歪む理由は何でしょうか?
それは姿勢が悪いからです。
もしくは過去にあった転倒や産後に無理をしたとか、強すぎる整体を受けたとか
色々です。
複雑で難しい歪みの方は専門の矯正を受けなければなりません。
そしてその治療後の良好な状態を少なくても3ヶ月はキープする必要があります。
そうしたら動悸とほぼほぼ同じくして不安感もなくなります。