牛乳噛んで飲んでますか？
患者さんに
「噛むことは重要ですよ」
とお伝えした流れで
「学校で牛乳も噛んで飲めって教わったじゃないですか」
と言ったら
「なんですかそれ？」
と言われちゃいました。
どうやら私の年代から上の代の話みたいで若い方にはほとんど通じない感じです。
なんで牛乳噛んで飲むんだろう？
と子供心に感じていました。
牛乳はただでさえ東洋人にはお腹に良くないから冷えたのを直で飲むよりは優しくなるからということらしいです。
牛乳を消化する酵素は小腸にあるラクターゼと言う酵素ですが噛むことでその分泌を助けるということもあるようです。
学校での指導も
「良く噛みなさい」
を給食の時はよく聞いた気がします。
牛乳を噛んで飲むのもその流れですかね。
じゃあなんで今やらないんだろうと疑問が残ります。
20回噛むという事をこの辺りで言っているのは私だけでしょうか？
牛乳を噛むことはひとまず置いておいて噛むことの重要性は消化だけでなく精神的なことにもあります。
良くメジャーリーガーが試合中くちゃくちゃガムやらヒマワリの種やら噛んでいるのを見かけますがあれは単にガム好きなおっさんではないんです。
顎を動かすことによって過度な緊張を軽減させて試合により集中できる状態を作っているんです。
そして子供があまり軟らかいものばかり食べているとあまり噛まなくなって顎を含めた頭蓋骨が発達しにくくなります。
その結果イライラしやすくなったりお腹が痛くなったり不登校になったりします。
牛乳はさておき20回噛むことで身体的にも精神的にも良くなるなら噛んだ方が断然お得ですね！
PS. 私は今は牛乳を飲みません。お腹下しちゃうので（笑）
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