「自律神経のバランスを整える」
自律神経って御存知ですか?
自律神経とは、自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して体の機能をコントロールしている神経のこと。
内臓を動かす、血液を流す、栄養を吸収する、老廃物を回収する等、自分で意識的には出来ませんよね。
この意識しても出来ないことはすべて自律神経がつかさどっています。
自律神経は「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」という正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っています。そして大概この神経は対になって作用しています。
だから「仕事中だから交感神経しか働いていない」「お休み中だから副交感神経しか働いていない」というものでないのです。
仕事中は交感神経が70%で副交感神経が30%だったり、ぐっすり眠っているから交感神経が10%で副交感神経が90%だったり、という具合に一日を通すとだいたい拮抗するようになっています。
ところが、現代社会は交感神経が90%くらいになることばっかりです。
効きすぎの空調とか冷たすぎる飲み物とか、病院で出された薬とか、休みが少ないとか、上司が嫌なやつとか・・・
体や精神的なストレスが多すぎて、交感神経ばかりが働くと筋肉の緊張が続いて体がカチカチになったり、さまざまな体の悩みを引き起こします。
対処法
カチカチになったらやわらかくしましょう!
そんな短絡的な・・・って思うかもしれませんが、硬い=交感神経、やわらかい=副交感神経の図式から考えると、背骨、筋肉、内臓がやわらかくなれば副交感神経が優位になる体になります。
休息モード(=回復モード)になります。特に背骨をゆるゆるにするといいですよ!
自律神経を整える食べ物を積極的にとる。
内臓が働いている時間は副交感神経優位です。内臓にゆっくり長くとどまる食べ物が副交感神経を優位にします。
例・・・食物繊維が多い食べ物
玄米、全粒粉、きのこ類、海藻、ごぼう、そば、かぼちゃなど。
そして、よく噛む。一回30回くらい!
メジャーリーガーがよくクチャクチャガムを噛んでいますが、あれただのガム好きな人達じゃないんです。過度のストレスを軽減して、集中力が増すそうです。
ちゃんと科学的根拠があってやっているんです。癌の予防にもなるし。
呼吸をしっかりする。
呼吸の重要性でも書きましたが、吸うときは交感神経、吐くときは副交感神経が優位に働きます。
吐く息を長―く、口にストローをくわえているような形にしてゆっくり吐き出します。吸うときは自然に吸います。とにかく吐く息に意識を集中します。
■アクセス
JR 総武本線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道
西船橋駅 南口より徒歩3分
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