
食欲不振について
病院では異常がないと言われたけど食欲がない、食べてみると食べられない、と言う方にはある特徴があります。それは「胃がこっている」です。
「胃がこるなんてあるの?」と言われそうですが胃も筋肉でできています。負荷や刺激が強かったりするとこって硬くなります。硬くなると、胃の動きが減少して食べられなくなったり食欲不振になったりします。でもこの段階でも、病院では「異常なし」と言われることが多いです。
なぜ胃がこるのでしょう?
胃がこる原因
冷たいものを摂る
食欲不振、たくさん食べられない方の胃は硬く冷えています。話を聞くと、冷たい飲み物を常飲している方がほとんどです。中には「常温です」と言われる方もいます。しかし、時期にもよりますが、常温も体温からすると10度以上冷えていますので、胃を冷やすには充分です。
おすすめは夏でも白湯です。
ハリウッドセレブは白湯だそうですよ。私も夏でも白湯を飲んでいます。「冷たい→硬い→動かない」です。
よく噛んでいない
胃が硬くなる理由のもう一つとして、あまり噛まずに飲み込んでいることが挙げられます。
「食べる」という行為は異物を体内に取り込むという行為です。「噛む」という行為は、噛み砕いて食べ物を消化吸収しやすくする事、自分の細胞である唾液と混ぜ合わせる事をしているのです。
すなわち、異物を自分の細胞の一部にして胃に送り込むことをしているのです。
だから、あまり噛まないで飲み込むと、胃は異物と格闘しなければいけないことになります。結果食欲不振や消化不良につながります。
最低でも20回は噛むようにしてください。
噛むことの重要性
姿勢が悪い
胃の神経は直接頭から出ているのと背中(胸椎5番)から出ています。
背骨がずれると、胃の自律神経の働きが弱くなります。そうすると、胃の動きが悪くなって食欲不振や消化不良につながります。
良い姿勢とは
当院の食欲不振の施術法
背骨の矯正(DRT)で胸椎5番のズレを矯正します。内臓の矯正は胃を中心に緩むまで行います。
姿勢指導で終了となります。
原因不明の不眠

「病院で出された睡眠薬が手放せない」「なかなか寝付けない」「夜中に何回も目が覚める」「朝起きるのがつらい」「日中眠くて仕方がない」などでお困りではないですか?
明らかに眠れない方は「不眠」と言う自覚はあるようですが、睡眠時間はある程度確保しているのに目覚めがすっきりしない、日中眠くて仕方がない、休みの日に12時間くらい寝てしまうという方も実は不眠なんです。
睡眠は時間ではなく質なのです。
当院に来られる方の特徴を述べていきます。
不眠で来院される方の特徴
お腹が硬い
お腹が硬いと何故不眠になるのでしょう?睡眠は、副交感神経が優位でなければ持続できません。お腹が張っているという事はどういうことかと言うと、交感神経がすごく緊張しているという事です。
そして、寝ている間は腹式呼吸をするのですが、お腹(特にみぞおち)が硬いと腹式呼吸ができず、呼吸が浅い状態で眠ることになります。
足先が冷たい
お腹が張って交感神経が緊張していると足先まで血流が来ません。その結果、足先が冷たくなります(冷え性)。
昔から「頭寒足熱」と言いますが、足が温かくなると不眠が改善する傾向が強いです。
不眠の対策
お腹に手を置く
お腹に手を置いてみてください。すぐには緩みませんが毎日やると少しづつ緩んできます。
寝る前、布団に入って両手をみぞおちとおへそのあたりに当てておくのをお勧めします。
保温する
保温してください。冷え性の方の中に靴下をはかない方が多くいます。真夏でも、冷え性の方はヒートテックを履くことをお勧めします。お腹と足の保温を徹底してください。
当院の不眠の施術法
背骨の矯正(DRT)を行います。
頭蓋骨の矯正で頭の緊張が取れると、お腹の緊張もだいぶ取れます。
残ったお腹の緊張しているところに内臓の調整を行います。