睡眠不足のリスクとは?
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あなたは何時間くらい寝ていますか?
日本人の平均睡眠時間は7時間50分です。
これは測定18ヶ国中、韓国の7時間49分に次いで短い睡眠時間です。
最も長い睡眠時間のフランスの8時間50分と比べると1時間も少なくなっています。
年代別にみると1番睡眠時間が少ないのは30代で6時間57分、2番目に少ないのが40代で6時間59分です。
1番長い年代が70代で8時間20分で次いで10代が8時間10分となります。
これを見ていくと、子育て世代が圧倒的に睡眠時間が足りていない事がわかります。
子育ても仕事も落ち着いた70代の睡眠時間を見てもそれが良くわかります。
子育てと仕事の両立が難しく、睡眠時間が削られている人が大勢います。
40代くらいか人に
「何時間くらい寝ていますか?」
と聞くと
「5時間位です」
という人も珍しくはありません。
世の中には「ショートスリーパー」という人もいます。
3時間くらいの睡眠で足りてしまう人です。
一時、ショートスリーパーを薦めている本などが多くありました。
しかし、ショートスリーパーは体質も関係しているので、ショートスリーパーになろうと思ってもなれるものではありません。
あなたは
「睡眠時間を確保する事はそんなに大事な事なの?」
「起きた時に眠くはないから5時間くらいでも問題ないのでは?」
と言うかもしれません。
しかし、睡眠不足は体に大きな負担をかけているのです。
何故なら人間の細胞が入れ替わるのが睡眠をしている時だからです。
言い換えると、寝ている間に治るのです。
もちろん、5時間の睡眠でもその間に治ります。
しかし、7時間寝た場合と5時間寝た場合は、治りに2時間分の開きがあります。
1日くらいは大丈夫でしょうが、これが1週間、2週間、1か月、2か月と長引けば長引くほど睡眠不足によって治らないところが増えていきます。
その結果
「なんだか調子が悪い、、、」
「やることをやっているはずなのに、治らない、、、」
と言った事が起きるのです。
当院でも、背骨が整っていて、自律神経のバランスが良いのに「調子が悪い」と言っている人に
「寝ていますか?」
と聞くとほとんどの人が「最近あまり寝られていない」と答えます。
それくらい、睡眠不足は体の状態にすぐに影響するのです。
では何故睡眠不足になるのかと言うと、それはやることを後ろ後ろに回しているからです。
私が何故そんな遅い時間に寝ることになるのかと聞いたところ
「お風呂に入るのが12時過ぎなんですよ」
と言う人が多くいます。
そう言う人に自宅に帰ったらすぐに入れば良いのでは?と言うと
「食事や洗濯、子供の寝かしつけなど全ての仕事が終わってからでないと気持ちが悪いんです」
と答えます。
これは女性に多いです。
洗濯もお風呂を出てから干すそうです。
食事中に洗濯機を回してしまえばいいと思うのですが
「最後に回せば今日の分も選択できるし」
と答えます。
私からすると昨日の分を今日洗濯して、今日の分は明日洗濯すれば良いと思うのですが、これも気持ちの問題です。
こういう人は何もかも「ピシッ」としなければ気持ちが悪いのでしょう。
でも、こんな事をずっとしていると疲れ切ってしまいます。
この「気持ち悪い」というのは気持ちの問題なので、訓練で改善出来ます。
例えば、手の爪を切っていて、小指だけ次の日に残しておくとか、ここまでやろう!と思っていた仕事の少し前で終わらせるとか、、、
あなたが「ここまでやらないと気が済まない!」といったところの少し前で中途半端に終わらせてそれに慣れると寝るための手順も変えられます。
まずは7時間睡眠を目指してください。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
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