運動は体に良いの?
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「走った方が良いですかね」
と聞かれました。
この人は動悸が出ているけど、病院の検査では異常がないと言われたために当院に訪れました。
たまに来院する人に聞かれるのですが、運動はした方が良いのでしょうか?
答えは「無理にしない方が良い」です。
自律神経を整えるために必ずしも運動は必要ありません。
場合によっては返って症状を強める事があります。
「運動をすると調子が悪くなるの?」
「運動は体に良いのでは?」
健康な人なら運動は体に良いと思います。
しかしながら、健康でない人にとっては返って毒になる場合があります。
「健康になりたいから運動をしているのにそんな馬鹿な!」
そうですよね。
運動をしている人は今よりも健康になりたくてしているはずです。
しかし、運動をしていても必ずしも健康になるわけではないのです。
それは何故でしょうか?
それは健康でない人には負荷が強すぎるからです。
どういう事かと言うと、健康な人にとっては適度な運動も、自律神経失調症の人にとってはやり過ぎになってしまうのです。
特に動悸を持っている人にとっては軽いランニングもやり過ぎになる可能性があります。
動悸は心臓の自律神経が弱くなっている状態です。
要は心臓が弱くなっているのです。
その弱くなっている心臓でランニングをすると、心臓にかかる負担が健康な状態よりも高くなります。
「じゃあ、運動はしないほうが良いの?」
しても構いませんが、様子を見ながら行ってください。
どう様子を見るのかと言うと「走った後にぐったりしない程度」にしておいて下さい。
動悸など自律神経失調症の人は少し無理をすると家に帰ってからぐったりとして2時間ほど横になっていないと動けなくなってしまいます。
そこまで負担をかけると、健康になるどころか体を壊してしまいます。
家に帰ってから寝込まない程度、または口を開いて呼吸をしない程度(鼻で呼吸ができる程度)の負荷にしておいて下さい。
でも、今すぐに健康になりたい人は運動よりもやらなければいけない事があります。
それは
良い姿勢で過ごす事
です。
健康になるためには運動は必須ではありませんが、良い姿勢で過ごす事は必須です。
体のほとんど全ては自律神経が管理しています。
血圧、血流、体温、ホルモンバランス、免疫、消化、吸収、細胞合成などなど。
その自律神経のバランスを整える事が健康になるためには必須であり1番の近道となります。
では自律神経はどこにあるのでしょうか?
それは背骨の中にあります。
背骨を整える事は直接的に自律神経を整える事につながります。
毎日を良い姿勢で過ごせば自律神経が整って健康でいられます。
良い姿勢のとり方
- 腰に手のひらを当てます。
- その手のひらのすぐ上の背骨の両脇の筋肉に「グッ」と力を入れて、その背骨を反らして下さい(あなたのこの背骨は恐らく出っ張っていると思いますが、この背骨は本来、反っているものなのです)。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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