コントロール出来る唯一の自律神経
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あなたは自律神経を知っていますか?
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。
その働きは心臓を動かしたり、胃腸を動かしたり、血圧をコントロールしたり、血糖を調節したり、その他に体に関する事のほとんどに関わっています。
そしてそれは意識的ではなく無意識下のうちに行われています。
逆にどんなに強く念じても、胃を意識的に動かす事も、心臓の拍動をコントロールする事も、血圧を上げ下げする事も出来ないのです。
自律神経は勝手に働いてくれるのです。
でも、自律神経を意識的にコントロールできたら良いと思いませんか?
血圧が高い人は病院に行って降圧剤を処方されます。
胃腸の働きが良くない人は胃薬や整腸剤、頭痛の人は頭痛薬、動悸や不安症の人は安定剤が処方されます。
でも、自律神経をコントロールできるならこれらの薬は飲まないでも済む事になります。
あなたは
「自律神経を自分でコントロールできるなら医者も病院もいらないよ!」
と言うかもしれません。
でも、唯一コントロール出来る事があるのです。
しかもそれを意識的にコントロールすることによって多くの症状をコントロールする事もできるとしたらあなたはどうしますか?
「できる事なら是非コントロールしたい!」
と言うはずです。
コントロール出来る唯一の自律神経、、、それは
呼吸
です。
「呼吸って自律神経でしているの?」
と疑問に思う事でしょう。
何故なら呼吸は意識的に出来るからです。
しかし、無意識の時でも呼吸が止まることはありません。
仕事に集中している時でも、ゲームに熱中している時でも、寝ている時でも、呼吸は止まったりしません。
この作用は自律神経の働きによります。
でも、意識的にもコントロールする事が出来るのが呼吸なのです。
「呼吸をコントロール出来るからってなんの足しになるんだ?」
と思うかもしれませんが、呼吸を意識的にする事はとても大切なのです。
あまり知られていませんが、呼吸は交感神経と副交感神経から成り立っています。
吸う時が交感神経、吐く時が副交感神経が優位になります。
例えば試合などでこれから体の機能を高めたい時は吸う息を意識的に強くすると交感神経が高まります。
逆に緊張し過ぎて集中できない時は吐く息を意識的に強くすると副交感神経が高まります。
あなたは呼吸をしていますか?
と聞かれて
「していない」
と言う人はいないでしょう。
まあ、それはそうでしょうが、しっかりと呼吸ができているかと聞かれたならばどうでしょうか?
「仕事中はあまり呼吸していないかも」
と言う人も少なくはないと思います。
それだけ交感神経も副交感神経も高めていないという事です。
お勧めは1時間に5回から10回くらい鼻から吸って、口をすぼめて細く長く息を吐くと言う呼吸法をしてみて下さい。
仕事中なら多かれ少なかれ交感神経が昂っています。
吐く息を長くする事で副交感神経が優位になって自律神経のバランスが良くなります。
これにより、心臓の拍動も落ち着いて血圧も下がります。
家に血圧計がある人はこの呼吸法をやる前とやった後で計測をしてみて下さい。
この呼吸法によって自律神経が整うと交感神経過多によって出ている胃腸の不調や動悸などの自律神経失調症はやがて落ち着いていきます。
是非、いつもの生活の中に取り組んでみてください。
鬱、自律神経失調症専門
自律神経専門士宮島信広
にしふなリセット整体院
https://www.nishifuna-rs.com
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