自律神経失調症 体育座り
最近めまいや長年の肩こり、頭痛、不眠などと言った自律神経失調症を患っている方に聞くことにしていることがあります。
「自宅ではどういう風に座っていますか?」
椅子なのか?
椅子はソファーなのか?
食卓の椅子なのか?
床座りなのか?
あぐらなのか?
正座なのか?
といった感じです。
でも、御本人も頑張っているのになかなか結果が出にくい方に
「体育座りをしている。」
と言う方がいます。
起立性調節障害の子に聞くと家でゲームをやるときに体育座りをしてやっているという子もいました。
骨盤とか結構いい具合にそろっていて本人に聞いてみても
「姿勢気を付けてます。」
と言われます。
確かに私が良くなったかどうかの目印にしているポイントも以前よりも良くなっているのですが、背中の上の方の硬さがなかなか取れません。
背中の上の方の背骨は心臓の神経が出ています。
ここが良くならないと血圧が安定しません。
「ゲームってどうやってるの?下向いてやってる?」
「いえ。テレビゲームだから座ってやってます。」
「どう座ってるの?床?」
「椅子に座ってます。」
「どんな感じで?」
「体育座りをしてます。」
「は?椅子の上で?」
体育座りは百害あって一利なし!
そうなんです。
体育座りをして健康を害している方って実は多いのです。
学校で習ったからいいと思っている方はいますよね?
でも正直良いこと一つもないです。
まず第一に背骨の一番下にある尾骨が押されて歪みます。
そうすると骨盤内臓器に悪影響が出ます。
長い目で見ると女性なら子宮や卵巣の病気になる可能性は上がります。
第二に背骨が極端な後弯になります。
背骨はS字になっているから機能的なんです。
だから肩こりや腰痛になる確率が高くなります。
第三に首が前に出てきます。
その時の支点は胸椎一番で心臓の神経の出口です。
皆まで言わずとももうお分かりですよね。
今日から体育座りをしている方はやめてください。
息子さん、娘さんが家でしているならすぐにやめさせてください。
自律神経専門整体
にしふなリセット整骨院
273-0025
千葉県船橋市印内町672-2LEOGARDEN26番館101
047-404-6153